仮想通貨 Tezos(テゾス) 内紛?!
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こんにちは♪カリフラです(。・ω・。)
今回は、7月1日より開催されたICOによって約262億円を調達した、Tezos(XTZ)についてです。
♢ICOって何?
ということで、ICOとはInitial Coin Offeringの略で、資金を集めたい企業が仮想通貨やトークンを発行し、その通貨を買ってもらうことで資金を調達するものです。
簡単に言うと、企業が株を発行して資金を集めたりしますよね?要領的には株の代わりに仮想通貨を発行するような感じです♪
企業にとっては新規上場と違い、資金を大幅に抑えることが出来るので、スタートアップの企業も独自のトークンを発行し参加するところが増えているんですね♪
ちなみにIPO(新規株式公開)と違い、ICOは購入後すぐに取引できるようにはならない場合が多いですし、株と違い投資家保護の法律が整備されていないので、イーサリアム(ETH)のように何百倍にもなる通貨もありますが、詐欺なども多く、その企業を応援するぐらいの気持ちで余剰資金で参加するのがいいかと思います。
♢TezosがICOによって262億円を調達!!!
2017年は仮想通貨が、広く一般に知れ渡り、価格が何十倍にもなったコインも多くあり、coincheckの銘柄など、ある程度時価総額が高い通貨であればどのコイン持っていても上がるといったバブルが発生し、仮想通貨元年と言われている年でもあります。
当然ICOによって資金を調達しようとする企業も増えてきており、毎日新たなコインが生まれているといった状況です。
このような状況の中でICOによって過去最高の262億円もの資金を調達したのがTezos(XTZ)なのです!(私も5万円ほど投資しました)
ちなみに著名ベンチャーキャピタリストのTim Draperさんがビットコイン以来初めて投資した事でも話題となっております。
♢Tezosの特徴
ここからはTezosの特徴について簡単にまとめたいと思います。
①Tezosはウォール街の電子頭脳集団や電算科学者によって立ち上げられた。
②例えばビットコインの場合は、PoW(プルーブオブワーク)が採用されているため、マイナーの投票によって意思決定を行いますが、テゾスの場合はPoS(プルーブオブステーク)が採用されているため、コインの所有者によって意思決定することができます。
③ビットコインやイーサリアムでは最近話題になっていますが、ハードフォークによって、機能の改善などをしていかなければなりません。
しかしテゾスはコンセンサスプロトコルを維持させることにより、旧システムと新システムの互換性を維持し、フォークせずにアップデートすることが出来るのです。
♢Tezos内紛?
テゾスはICO時約50円ほどで取引されましたが、一時は価格が400円ほどに跳ね上がる事もあり、2017年9月~10月前半まではICO時の価格の約4倍~6倍を推移していました。
しかし、今月中旬にテゾスを考案したブライトマン夫妻は、テゾス財団の責任者のヨハン・ゲルバースさんに対し9ページもの書簡を送付し、解任を要求したのです。
これに対しゲルバース氏も反論しており、内部事情が悪化し、成否すら危うい状態になっており、価格(先物価格)も一日で30パーセント以上下落しました。(現在は1XTZ=約200円前後で推移)
テゾスのような大型ICOですらこのような状況に陥りますし、ICOは慎重に見極めていかなければいけませんね。
それではまた次回っ(。・ω・。)ノ